蹴りたい背中

蹴りたい背中
綿矢 りさ
蹴りたい背中

「仲間だもん」…なんとも嘘臭い。ただ同じグループなだけ。みんな調子いいことばっかりでうんざりする。でもやっぱり友達はほしい。そんな素直になりきれない高校生の女の子ハツが様々な矛盾と葛藤、そして憎愛をひろげていく。どのクラスにも一人はいるような無口な人。そんな人の気持ちが胸に迫る表現で描かれています。また、量、内容ともに初めて小説を読もうと思う人にも手がつけやすい作品だと思います。

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