予備知識

世界観

終焉の予言
世界は「獣」「死の王」「炎」「大釜」「竜」の五つの災厄により滅ぼされるという終焉の予言がある。この予言は様々に解釈されながら混乱を呼び、これを止めようとする者、望む者、利用しようとする者、勝ち残ろうとする者、と様々に現れる中、確実に終焉へと近づいていた。
5人の主人公
5人の主人公は、終焉の災厄に関係が深い人物であり、それぞれサイファーの武器を持つに至っている。5人は独立した物語を持ちながらも互いに関係しており、いずれ訪れる終焉と向き合うこととなる。

キーワード

コルドロン
魔力の源となるフォゾンを地上から吸い上げることができる機械であり、持つ者に莫大な力と繁栄を与えるため、各地でコルドロンを手中にしようと争われている。
ティトレルの指環
コルドロンを制御することが可能な指環であり、様々な思惑によって、多くの者が手にしては失っている持ち主の安定しない指環。グウェンドリンはこの指環の存在によって、父と夫の間で板挟みになる。
サイファー
魔石から作られた武器であり、フォゾンを吸収することによって成長していく。サイファーには青と赤の色があり、本来は傷つけられない竜の鱗を貫く力を持つ。
ワルキューレ
戦場で誇り高く戦い死ぬことが美徳とされるワルキューレにとって、結婚は屈辱的なことであり、罰として結婚を言い渡されることもある。
オーダイン
ラグナネイブル国の王であり、グウェンドリン等の父でもある。普段はバロールという巨大なサイファーを武器に戦うが、眠りから覚めなくなるような高度な魔法も使える。
亡国バレンタイン
過去にコルドロンによって繁栄を極めたバレンタイン国だが、突如一夜にして滅んだ。今はベルベット等の末裔のみとなり、所有者をなくしたコルドロンを巡って各地で争いが起きている。
プーカ
プーカは兎のような容姿をした種族であり、人の姿から呪いによって獣の姿へと変えられた者達を指す。彼らは元の姿に戻るためにコインを集めており、プーカの隠れ地下街で料理屋等を営む。
死の国エンデルフィア
オデットによって統治された冥界と呼ばれる死者の国であり、生きてこの国へ訪れることは大罪となる。冥界への入口を知る一部の者が、無断で冥界と現世を行き来している。